平成九年京都で気候変動枠組条約第三回締約国会議が開催された。
この会議はCOP3、京都会議とよばれ、同年一二月に採択されたものが、京都議定書。平成一六年一一月、ロシアがこれに批准したことで要件がそろい、平成一七年二月一六日午前零時(日本時間午後二時)に発効した。
その内容は、温室効果ガスを一九九〇年比で二〇〇八年~二〇一二年に一定数値の削減を先進国等に義務づけるもの。
日本は一九九〇年比六%の削減を求められているが、〇三年度は八%の増となり、目標達成には相当の努力が必要。
議定書では排出権取引ができる「京都メカニズム」が導入され、他国との協力により排出量の削減とすることなども可能。
しかし一方では、木材の伐採が即CO2の排出とみなされると言う根本的な問題を抱えている。
木材製品に蓄積されているCO2をいかに議定書のなかで評価させるかが今後の大きな課題。