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木造建築物探訪 JR上月駅


佐用町から国道179号線を美作方面に向かうと、大日山川に架かるほたる橋の向こうに、青い屋根が段になった木造2階建ての建物が見えます。平成8年に改築されたJR上月駅で、兵庫県の最西端に位置しています。
柱の直線を生かした和風の建物で、内外装ともに木材が使用されていまが、JRとの関係からか内地材が主体でないのは惜しまれます。建物の正面と妻面には大きく『特産物直売所』と看板があがっており、『JR上月駅』とは遠慮がちに書かれています。直販所の内部は、もち大豆を使った味噌や豆腐、椎茸、竹炭など特産品の販売や喫茶コーナーがあり、ふるさとの匂いとともに木の香りが漂ってくるような雰囲気があります。
西側は伝統芸能保存室、陶芸教室、和紙作業室としてとして利用されており、駅舎と駅の立地条件を活用した施設です。


林産だより 第50号 (平成11年1月) 木造建築物探訪 から転載