メイン林産指導課の紹介情報誌 「林産だより」 平成17年度 >第91号(P1) 森づくりフォーラム開催 ~森とともに生きる~

第91号(P1) 森づくりフォーラム開催 ~森とともに生きる~

神戸国際会議場で約500人が参加

 去る平成17年12月4日、神戸国際会議場(神戸市中央区ポートアイランド)において、森と人との関わりについて考えることをテーマに「森づくりフォーラム」(兵庫県主催)が開催された。forum1.jpg

森とのかかわりに変化

 多くの恵みを与えてくれる森林。しかし、社会経済環境の変化に伴い、森林と人との関わりが近年希薄になってきた。森林に対する人々の関心が薄くなるなか、やがて荒廃が進み、これまでのようには、森林の恩恵を受けられなくなっている。
 このような現状を踏まえ、今回のフォーラムは、森林の再生や森と人との関わりかたについてあるべき姿を探ることが目的。

記念講演他も

 オープニングコンサートの後、主催者として井戸敏三兵庫県知事が、「国内では特に人工林の管理が不徹底となっている。地球全体の緑も減少し、さらに地球温暖化、砂漠化が進んでいる。今森林の大切さを再評価し、私たちにできることは何かを考えるきっかけにして頂きたい。」と挨拶。 壇上では県産木材需要拡大優良事例コンクール等の表彰式、岸ユキさんによる記念講演が行われた後、5人のパネラー・コーディネーターによるパネルディスカッションが行われた。

有識者による熱心な討議

 ディスカッションでは、森林ボランティア活動の輪を拡げるための取り組み紹介や、県内林業家の林業生産活動による森林保全への決意表明、また、住宅に木材を積極的に取り入れる活動をすすめる建築士の活動も紹介。さらに、関西大学矢野教授からは、平成18年4月より導入される県民緑税を契機に、兵庫の森がどうなっていくのか大いに関心を持ってもらいたいなど、県民の森林への関わり方などについても熱心な討議が行われた。
 いっぽう会場ロビーでは、森の恵みプレゼントコーナーが設けられ、しいたけの販売や、クリスマスリースの材料としてのつるなどの無料配布があり、来場者を楽しませた。