平成17年度の木製パレットが過去最高の5,000万枚を突破した(日本パレット協会)。背景としては、景気の回復、金属・プラスティック原料の高騰、木材が環境に配慮した素材であること等が挙げられる。パレットには、木製パレットのほか金属製、プラスティック製等があるが、木製パレットが全体の74%を占めている。
兵庫県内のパレット産業の実態は、団体等がなく詳細なデータは把握できていないが、以下、パレット生産業者の調査概要を紹介する。
兵庫県、特に宍粟市は木製パレットの生産地で主に阪神間の企業を中心に出荷されている。産地となった背景としては、宍粟市は木製型枠の生産者が多かった地域であるが、昭和40年代になると、鋼製型枠の普及による木製型枠の需要の減少や、阪神工業地帯でのホークリフト普及に伴うパレット需要の増加があり、いち早く転業した業者がその基盤を築いた。また、バブルの頃には一社で約20億円を売り上げるパレット業者も登場した。現在も宍粟市に大手のパレット業者が集中しているが、丹波市、豊岡市にも大手の生産業者がある。
パレット業者は大手企業から特定規格のパレットを安定大量受注する業者もあれば、数百社から多種多様のパレットを受注する業者など多様である。
パレットに使用される木材の種類は、ニュージーランドやチリからのラジアータパインが80%を占めており、そのほか南洋材や米ツガ、カラマツなどが使用されている。製材は採算面や丸太輸入の減少などから自社で行われなくなり、製材輸入された半製品を利用する業者が大半となっている。
近年、これらの輸入木材の価格が高騰し、安価で流通している国産カラマツ等の利用が増大している。 スギ材の利用は、強度・実績・色の不揃い等から需要はほとんどない。 パレット業界は、木材価格の高騰を製品に転嫁できない厳しい現状であるが、景気の回復と木材パレットの需要増加に期待が高まる。

兵庫県内のパレット産業の実態は、団体等がなく詳細なデータは把握できていないが、以下、パレット生産業者の調査概要を紹介する。
兵庫県、特に宍粟市は木製パレットの生産地で主に阪神間の企業を中心に出荷されている。産地となった背景としては、宍粟市は木製型枠の生産者が多かった地域であるが、昭和40年代になると、鋼製型枠の普及による木製型枠の需要の減少や、阪神工業地帯でのホークリフト普及に伴うパレット需要の増加があり、いち早く転業した業者がその基盤を築いた。また、バブルの頃には一社で約20億円を売り上げるパレット業者も登場した。現在も宍粟市に大手のパレット業者が集中しているが、丹波市、豊岡市にも大手の生産業者がある。
パレット業者は大手企業から特定規格のパレットを安定大量受注する業者もあれば、数百社から多種多様のパレットを受注する業者など多様である。
パレットに使用される木材の種類は、ニュージーランドやチリからのラジアータパインが80%を占めており、そのほか南洋材や米ツガ、カラマツなどが使用されている。製材は採算面や丸太輸入の減少などから自社で行われなくなり、製材輸入された半製品を利用する業者が大半となっている。
近年、これらの輸入木材の価格が高騰し、安価で流通している国産カラマツ等の利用が増大している。 スギ材の利用は、強度・実績・色の不揃い等から需要はほとんどない。 パレット業界は、木材価格の高騰を製品に転嫁できない厳しい現状であるが、景気の回復と木材パレットの需要増加に期待が高まる。